症状から腰痛の原因を探る - 「心の不調・精神障害・鬱など」

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イラスト図解:腰背部の構造・骨格・筋肉

メニュー > 症状一覧 > 9.心の不調、精神・睡眠障害

心の不調・精神障害を生じる病気・障害

腰痛を引き起こす病気や障害の中には、以下のような「精神的な不調や障害」も伴うものがあります。自分の症例に当てはまるものを探して原因を探ってみましょう。


  • 理由もなくイライラしたり、焦りを感じたり、泣きたくなったりする(情緒不安定)
  • 気分の落ち込む。憂うつになる
  • 集中力がなくなる(注意力散漫)
  • 何事に対しても興味がわかず、やる気が起きない(無気力・無関心)
  • 正常な判断ができなくなる(判断能力の低下)
  • 突然異常な行動をとることがある
  • よく眠れない、眠りすぎる(睡眠障害)
  • 食欲や性欲がなくなる

※文中の「病名」を選択すると、詳しい解説ページに移動します。
現れる症状や程度には個人差がありますので、あくまで参考とするに留めてください。

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心因性腰痛症

精神的ストレスが原因となって起こる腰痛

【主な症状・特徴】
  • 痛む箇所、痛み方、痛みの大きさが日によって変わる
  • 姿勢や動作に関係なく痛む
  • 嫌なことを始める前など、ストレスが大きくなる時に痛み始めたり痛みが大きくなる
  • 検査をしても骨や筋肉などに異常がないことが多い (原因がはっきりしない腰痛の2/3には、多かれ少なかれ、ストレス、不安、鬱(うつ)などの"心理・社会的要因"が関与しているとされる)
  • 一般的な腰痛の治療でも良くならない(鎮痛剤や手術の効果も低い)
  • 慢性的な腰痛に多くみられる
【主な原因】
  • 不安やストレスがたまることで痛みを抑える体の機能が低下したり、神経が痛みに対して敏感になる

肝硬変(かんこうへん)

肝臓に炎症が起きた部分の細胞が壊れて硬くなっていき、肝臓の機能が低下した状態

【主な症状・特徴】
  • お腹がカエルのようにふくらむ(腹水)
  • 眼の白目部分や皮膚が黄色くくすむ(黄疸)
  • うまく話せない、正常な判断ができない、異常な行動をとる
【主な原因】
  • 肝臓の炎症(肝炎)が長期間続いて肝硬変へ進行するケースが多い(肝硬変になるまで20〜30年かかるため高齢者に多くみられる)。肝炎はC型肝炎ウイルスの感染や過度の飲酒などで起こる

月経痛(生理痛)・月経困難症・月経前症候群

月経時に起こる様々な不快症状

【主な症状・特徴】
  • 頭痛、腹痛(胃痛)、腰痛、肩こり、乳房の張りと痛み
  • むくみ、冷え、めまい、のぼせ、貧血、吐き気、嘔吐、便秘、下痢
  • イライラ、憂うつ、焦燥感、怒りっぽい、集中力の低下(注意力散慢)、情緒不安定
【主な原因】
  • 月経(生理)が始まって女性ホルモンの分泌が増えたりホルモンバランスが変化するため。更に疲れやストレスが重なると症状が悪化する

更年期障害

50歳前後で月経が終わる「更年期」を迎えると、女性ホルモンの変化で心身につらい症状がでる

【主な症状・特徴】
  • 頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、腰痛、動悸、肌荒れ、肌のほてり、むくみ、のぼせ、発汗、手足の冷え
  • イライラ、気分の落ち込み、不安感、不眠、蟻走感
  • 生理がこない、生理が遅れる、生理周期が不安定になるなどの「月経異常(月経不順)」
  • 月経の終わる「閉経」を迎えた50歳前後の女性に起こるが、疲れやストレスによって20〜30歳代の若い女性にも見られる(若年性更年期障害)
【主な原因】
  • 閉経後の更年期(50歳前後)の女性ホルモンの減少


関連項目

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